日本エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ
中国のおもしろ情報など、当社現地駐在員からの生の情報を毎月お届けしてまいります。
{2023年2月のトピックス}
①中国現地のにんにく生育状況(2023年2月上旬)
②中国産にんにく今年の収穫見込み
③2023年中国時事情報
1 にんにくの生育状況~2023年2月上旬情報~
概して生育状況は良いと感じています。
10月に植え付けしてから、あっという間に4か月📅の月日が流れようとしています。
中国最北部で氷点下-53℃🌡️と、1969年以来(54年ぶり)の大寒波が記録されたと報道されましたが、
山東省では氷点下-12℃🌡️が最低気温で、ほぼ平年並みでした。
今現在は、低温被害は無いとのことです。
*☝ 第一圃場 元気に成長中
*☝ 第二圃場 第一圃場より少し寒いのでまだマルチングされていますが、ニンニクは元気です。
昨年に比べ、大きさも長さもあり、すくすくと育っております。
2 中国産にんにく今年の収穫見込み
ニンニクの生育状況でもご説明の通り、
今期のニンニクは、天候に大きく左右されることなく、
昨年に比べて少し大きく、長さもあります。
順調に生育しています!
しかしながら、1ム(畝)単位面積あたりの収穫高は昨年並ながら
植え付け面積の減少から収穫高は
対前年比15%程度減少する見通しです。
3 2023年中国時事情報
中国は1月22日に春節(旧正月)を迎えました。
新型コロナ対策の行動制限が無くなってから初めての春節。
地方の町や村に数年ぶりに帰省した人や、国内外へ旅行🧳に行く人も多く、
過去3年遡っても人の流れは一番大きかったようです。
中国では爆竹🧨💥を鳴らして新年を祝うことが風物詩。
花火🎆を打ち上げたりすることもあります。
近年、大気汚染防止や公共安全などを理由に各地で禁止されるようになりましたが
今年は一部で復活!
なぜ「爆竹🧨💥を鳴らすのか」は諸説ありますが、
厄払い、邪気や悪霊を追い払うという言い伝えがあります。
新型コロナウイルスの「ゼロコロナ政策」で鬱積した気分を
発散させようとの思いがあるのかもしれません。