エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ
中国のおもしろ情報など、当社駐在員からの生の情報を毎月お届けしてまいります。
{2022年5月のトピックス}
①中国現地のにんにく生育状況(2022年4月下旬)
②中国産にんにく今年の生産量の見込み
1 にんにくの生育状況~2022年4月下旬情報~
11月に種植えしてから、
あっという間に7か月🗓️の月日が流れました。
月日が経つのは早いですね~
4月下旬の畑の様子はこんな感じです📸。
以前、少しお伝えした通り、
9月の長雨🌧️と国慶節(大連休)が重なり、
一部のニンニクの種植え時期は
15~20日ほど遅れました。
その後の天候は順調でニンニクも成長中です。
まだちょっと株が細いですが、良く成長していますね😊。
ニンニクの通常の生育期間はおおよそ240日間です。
そして、ニンニクの球が大きくなる時期は、
今期は種の植え付け時期が遅れてしまったので、
成長期間が220日くらいになってしまい、大きくなる前に収穫しなければならず、
粒の小さいものが多くなってしまいそうです。
種植えの時期が遅れた分、
収穫時期を遅らせたらいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、
これがなかなかできません🙅。
なぜかというと、
天候(季節)が影響してきてしまいます。
収穫時期を遅らせると、
雨🌧️のシーズンになってしまい、
晴れる🌞まで待たなければならなくなります。
そのままの状態で待っていれば、
気温が上昇🌡⤴し、畑の中でニンニクが
黒くなったり、発芽したり、腐ったり
するものが出てきてしまうのです。
したがって、成長期間が若干少なくても、
収穫時期には掘り起こさないといけないのです。
現在(5月初旬)は、「にんにくの芽」を収穫し、
その後水撒きを行い成長を促し、
5月中旬から収穫スタートです。
2 中国産にんにく今年の生産量見込み
ニンニクの生育状況でもご説明の通り、
今期のニンニクは種植え時期の遅れが影響し、
小粒傾向にありそうです。
しかしながら、
植え付け面積は前年と同じぐらいとななりそうな見通しです。
3 新型コロナの感染状況 ~ 2022年5月5日時点 ~
◎最近のコロナ状況
中国国内のころな感染状況は、
依然として中国本土全体で増減を繰り返しております。
症例数では圧倒的に上海が多く約90%を占め、
続いて北京、河南省、広東省と続きます。
製造工場所在地の山東省内は
一時期感染者が確認されました(工場関者ではありません)が、
直近では感染者ゼロとなり、
日常生活は回復しております。
≪工場生産≫
通常通り生産・出荷しております。
◎輸出対象港湾状況
輸出業務全般については
青島港を含めて
ほぼ平常時の状態を維持できております。