日本エルブが契約している中国山東省のにんにく畑(圃場)の生育状況をはじめ
中国のおもしろ情報など、当社現地駐在員からの生の情報を毎月お届けしてまいります。
{ 2023年 9月のトピックス }
①中国にんにく産地・工場情報(8月中国出張 監査・視察) 他
②新たな取り組み(FD)最新情報
③中国9月時事情報
1 中国にんにくの産地圃場・工場情報(8月中国出張 監査・視察)他
第一圃場は(下👇👇👇動画)、
にんにくの後に植えたトウモロコシ🌽の刈り取りも終わり、休耕中です。
このまま順調な天候が続けば9月下旬~10月上旬頃から種植えが始まります。
そして、第二圃場は(下👇👇👇動画)、
まだトウモロコシ🌽が植わっていました。
9月中旬ぐらいまでトウモロコシの刈り取りが行われ、少し畑を休ませます。
その後にんにくの植え付けを行います。
昨年は長雨☔で刈り取りが遅れてしまい連休もからんで、
にんにくの植え付けが遅れてしまいました。
今年は、長雨にならない事を祈るばかりです。
※圃場によりスケジュールが若干異なります。
第二圃場へ行くには、鄒平(ゾウヒン)市から、黄河(中流~下流域)を渡って行きます。
黄河を渡るには通行料がかかり、スマホをかざして“ピッ”の電子決済。
料金所を通過すると船の上に鉄板を載せたような道が通されていて
今回はこの“浮橋”の上を通過して黄河を渡りました。
☝“黄河”は残念ながら上流域ではないので黄色い川ではなく茶色の川。
圃場からの移動途中、道路にトウモロコシをバラまいて乾燥させていました😲
これは、「飼料用」のトウモロコシで、乾燥させる場所がない場合、
特別に市の許可を得て道路で乾燥させています。
第一圃場近郊の契約工場では、
2023年度産新物の生にんにくや、
冷凍にんにく(年間使用分をまとめて製造)を製造中です
▽▼▽ 生にんにくの製造工程写真(一部)▽▼▽
2 中国新たな取り組み最新情報(FD製品)
現在、新たにFD(フリーズドライ)製品に着手しており、
今回、新作試作品(フルーツ製品サンプル)が届きました。
ご興味をお持ちの方は是非お声がけください。
3 2023年9月中国時事情報
毎年旧暦の8月15日は「中秋節」で、今年は9月29日となります。
国慶節と重なるので9/29~10/6までの大型連休となります。
中国ではこの時の月が一番丸いことから、
中秋節は春節(旧正月)と同じくらい重要視される行事です。
(諸説ありますが)家族円満を意味しているそうで、
家族や親しい人が集まり、丸い月のように
欠ける事のない団結を思いながら
月餅(げっぺい)🥮や果物を食べるというのが
古来からの慣わしとされています。