材料＆分量（1～2人分）

作り方

1.　海老の殻を尾っぽまで剥き、背に包丁を入れ背ワタを取る。半分ぐらいまで切り込みを入れる。殻は後に海老油を作る時に使用するので洗ってキッチンペーパーに取り水気を切っておく。海老に塩・片栗粉を振り入れ汚れを落とすように揉み、流水で洗う。キッチンペーパーで水気を取る。

2.　海老に片栗粉以外の下味用調味料を入れ、よく混ぜ合わせる。白濁してねっとりしてきたら片栗粉を加えさらに混ぜ合わせる。

３．海老油を作る。フライパンに殻を入れ水分をとばすように炒める。カラカラ感が出てきたら、太白ごま油を入れ音が無くなってくるまで炒める（パチパチ殻が飛ぶのでやけどに注意）。粗熱を取り、網で濾して油を取り海老油の完成。

4.　揚げ油を１８０℃に熱し、海老を入れていく。浮き上がったら（３０秒程度）引き上げ、揚網をしいたバットに取り油を切る。

5.　海老油を大さじ1とつぶしてみじん切りにしたにんにくをフライパンに入れ火にかけ、弱火でじっくりにんにくの香りが立ってくるまで熱し、香りが立ってきたらバターを加え泡が出てきたら海老を入れ炒める。仕上げに塩と胡椒で味を調える。

6.　皿に盛りつけ、お好みでソテーしたほうれん草を添えて完成。

◎海老油はピュアオリーブオイルで作るとアヒージョやパスタなどでも使用できるので、いろいろアレンジが効きます。揚げた海老の殻も塩を振って油をきっておくと、海老せんべいのようなおつまみになりますよ！

◎海老は下処理をしっかり行い、「2」の工程を行うことで、うま味が逃げずゆっくりと火が通りぷりぷりに仕上がります。

◎海老油にニンニクを加えてじっくり香が立ってくるまで弱火で熱する事で香りよく仕上がります。